お久しぶりのコラムになります。
実はサイトをa-blog cmsでリニューアルしたいと思っておりまして。
それが伸びれば伸びるほど、更新も延び延びになっていたという…。
大変お恥ずかしいです。これからまた再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
9月12日に東京は神田にあります「ベルサール神田」にてCSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」のセッションを受講してきました。
総勢422名の大変大きなイベントでした。
これ、困っちゃいますよね。
私もこれをお客様にうまく説明するのには、ちょっと言葉を考えてしまいます。
IAとは「情報(infomation)アーキテクチャ(Architecture)」という意味になります。
それでも「ん?」ですよね。私もです。
こういう時にはwikiを見てみましょう。wikiにはこのように書いてあります。
知識やデータの組織化を意味し、「情報をわかりやすく伝え」「受け手が情報を探しやすくする」ための表現技術である。 ウェブデザインの発展に伴い、従来のグラフィックデザイン(平面デザイン)に加え、編集・ビジュアルコミュニケーション・テクノロジーを融合したデザインが要求されるようになった。情報アーキテクチャはこれらの要素技術を組み合わせた、わかりやすさのためのデザインである。ウェブ技術の発達に伴いその重要性が認識されているが、情報アーキテクチャの考え方自体は、紙面デザインの頃から変わらない。
キーワードは「情報をわかりやすく伝え」って部分ですね。
データファームでは乱暴にこう言ってしまうことに、今決めました(笑)
でも、この言葉を具体的にすると、内容は多岐にわたります。
なぜでしょう。
それは、ホームページというのが、その実いろんな要素の組み合わせでできているからなのです。
ホームページを完成させるには、いくつもの作業と工程が必要です。
ホームぺージにあまり詳しくない方のために…ここでも家の建築に置き換えてみましょう。
ざっくり言って以下のような行程が必要だと思います。
これらの工程は、いったい何の目的のためにあるんでしょう。
「家を造ること」
…確かに!
でも、もうちょっと先があるはずです。
そう「暮らしを快適にするため」にそれぞれの行程が存在しているはずです。
ここに無理矢理IAっていう役割を追加してみましょう。
……………。
まったくピンと来ませんね。少なくとも私はこないです。
皆さんは来ましたか?
これだと一つの疑問にぶち当たります。
それは何か。
「えっと、(IA=暮らしやすさのための技術)だとしたら、他の行程ではIAしなくてもいいの?」
ってこと。
もしそうなら、どうなっちゃうんでしょう。
こんなこと普通の建築ではありえません。
窓が高い場所にあるなら、開閉のスイッチは手の届くところにあります。
手すりだって角材のままではなくて、きちんと丸くカンナがかけられています。
ソファーだって部屋の移動を考えて、適切なサイズのものを、人の移動を考えた場所に配置します。
そうなんです。
実は建築においては、どの行程においても「IA=暮らしやすさのための技術」は行われています。
リストを修正すると、以下のようになるはずです。
建築を例に出しましたが、ホームページ制作にも同じことがいえます。
簡単ですがリストにしてみました。
実はどの行程にも「IA」=「ホームページを分かりやすくする技術」という作業は存在していました。ただし、独立した行程というよりは「含まれているもの」であるため、それだけを取り出して系統だてて理解する、ということは、なかなかやりにくい部分があったのもまた事実です。
今回のCSS Niteを一言で乱暴にまとめると、そういうことだったと思います。
でももちろん、その一言でイベントが終わり…ではなく。
IAのプロフェッショナルが「どう考えるべきか」を系統だてて学問的に講義してくれる時間もありました。
あるいはディレクション、コーディング、デザイン、webの俯瞰の目。
それぞれの視点から「具体的にどうやってIAを達成するか」といった技術論もありました。
…打ち切り漫画の最終回じゃないですよ。
CSS Niteを終えての感想は実はこの一言につきます。
今回のイベントでは考え方のアイディアをもらったり、修正材料をもらったりしました。
また具体的な作業の改善方法を教わったりもしました。
ですがそれらは「それを導入すればOK」という簡単なものでもありません。
というのは、ホームページ制作というのは、実はそれぞれの制作会社によって行程が微妙に異なるからです。
それは「IA」の考え方が同じだとしても、具体的な手法は異なる、ということ。
つまり
「それぞれのやりかたで具体的にIAを実践、ブラッシュアップして、やっと結果が出始める」
という以外の何物でもありません。
今回のCSS Niteで得た物がどういった形に変わり、お客様の成果に影響してくるのか。
IAという言葉を意識したデータファームの仕事がどのように変わるのか。
たとえば電話の受け答えや、メールの書き方だってIA一つのはずです。
どのような変化があったのかをきちんと今後報告できるか。
それが「データファームにとってのIA」の最初の成果になってくるのだと思います。
今後もきちんとレポートできるように。
このイベントの経験を生かしてがんばります!